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沖のPSプリンタML810PSIIV-LTをSnowLeopardで使う [Mac]

年末の風物詩、コミケの季節になりました。
ここ最近はプリンタで出力したサークルリストを使ってビッグサイトをふらふらしています。
このプリンタは沖のML810PSIIV-LT。1996年に発売されたPostScriptプリンタで、2001年9月に中古で購入。2万円。イーサネットとハードディスクがついていたので自由度が高く、トナーとドラムを交換して速度こそ遅いものの個人使用なら問題なく使えるものでした。

購入当初はいろんな書類の出力に使ったものですが、液晶の大型化やPDFが普及した事もあり、プリンタで印刷なんて滅多にする事がなくなり、ついに夏と冬のコミケのサークルリストを印刷するだけになってしまいました。

ところがこのプリンタはLeopardからサポートされなくなりました。発売から10年以上経つので既に寿命なのでしょう。あきらめて次のプリンタを探し始めました。レーザーなら2万円で充分なおつりが来るがUSB接続なので厭。インクジェットは滲みやすく、そもそも印刷機会が少ないのに維持コストが高いので厭(夏のビッグサイトは特に湿度が高い)。かといってこの古いプリンタからの印刷のために古いOSを残しておくのも全くもって無駄である。・・・なんとかならないかなぁとネットを探していたらありました。PostScriptプリンタならPPDファイルがあればCUPSで印刷ができるそうで。うまくいけばプリンタを買い替えずに済みます。

早速やってみました。
あらかじめプリンタのIPアドレスを調べておきましょう。(今時EtherTalkで使っている人はいないと思いますが)

PPDファイルを用意します。古いOSが残っている場合は
/ライブラリ/Printers/PPDs/Contents/Resouces/ja.lproj/
の中に機種名だけのテキストファイルがありますので、これを使います。
無い場合は沖データのサイトから最新ドライバを落としてきます(といっても10.4までしかありませんが)。
古いOSに展開し、インストールされた上のパスから該当するPPDファイルをコピーしておきます。

あとはこのファイルをSnowLeopardの以下の場所にコピーするだけです。
/ライブラリ/Printers/PPDs/Contents/Resouces/ja.lproj/
はい、実は同じパスです。OSが変わっても同じ場所でした。再起動の必要はありません。

あとはシステム環境設定のプリントとファクスを開きリスト下の+をクリックしてプリンタを追加します。
プリンタの追加ウインドウで地球マークのIPを押して、アドレスを入れてドライバを指定して追加します。
手持ちのプリンタはHDDとメモリが追加されているので、オプションとサプライボタンを押して設定します。

あっさり印刷できました。これでコミケに間に合います。プリンタも買い替えずに済みました。

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