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MacPro2013に外付けPCI Express SSDをつけてみる。・・・早い。 [Mac]

初代MacProにSATAのSSDを初めて入れてみたのが2009年11月。
(http://zens.blog.so-net.ne.jp/2009-11-23)
このときは128GBのSSDが33800円でした。HDDと比較して高いなぁ〜と思った記憶があります。ですが結果がすこぶるよかったのでこの入れ替えを契機にシステムはSSDに、データはHDDに分けるというのが私の中でデフォルトになったのですが、データの種類によってはHDDでも速度が足りないという時代になってしまいました。

4K60Pの映像素材がその最たるもので、再生するだけでもマシンパワーとストレージパワーが必要という厄介モノです。厳密にいうとゴミ箱MacPro(2013Lateモデルのことね)でも4K60Pをちゃんと扱うにはFireProD700を使ったモデルしかないという話まであるくらい。もちろんストレージもRAID0が必須。面倒臭ぇなぁ。

で、このMacPro(2013Late)で4K60PのXAVC(class300)ファイルを再生するためのストレージで何かお手軽なものはないかな〜と考えてたらありました。PCI Express SSDってのが。しかもPCI拡張ボックスはもってるので実質SSD買うだけでよいというタイミングの良さ。
調べてみるとKingstonのHyperX Predator PCIe SSDが今求めているのに丁度いいと判明。
http://ascii.jp/elem/000/001/002/1002710/
M.2 2280フォームファクタ、PCIe Gen2.0 x4接続で、PCI Expressの変換アダプタ付きなこちらを選択。
値段は240GBで31800円税込で購入。高いなぁと思ったんですが2009年に買ったSSDは128GBで33800円だったので、480GBは売り切れということもありそれらを考えると丁度よかったんだなと強引に納得。
で、PCI Expressに挿すタイプのSSDはほかにもIntelの750シリーズがあったりします。OS X10.10.3でNVM Expressが実装されたのでこれも非常にいい選択肢なのですが、物理的に接続するためのPCI Express3.0に対応する拡張シャーシがないのでそのすべての性能を享受することはできません。よって却下。400GBって容量も中途半端さを感じるし、かといって1.2TBは14万円と価格がビッグすぎるし。なのでPCIe2.0接続のKingstonが丁度良いと相成ったのでした。

predator_package.jpeg
箱です。PCパーツならではですね。厚みのあるボール紙で宝石箱のように開く仕組みです。箱には商品名と商品写真に流行のUVニス加工がされて高級感が漂います。どうせ中身に入れちゃうんだからボール紙の茶箱でもいいんじゃないの?なんて思ったりもしますが。
uv_varnish.jpeg

この商品はPREDATORって名前がついています。Weblioで意味を調べてみますと、「捕食者」とか「略奪者」とか「(金銭的にまたは性的に)人を食い物にするやつ」なーんだそうです。にしても「人を食い物にする」って商品の性格そのままやないか。自虐的だねぇ。ちなみに映画のプレデターも同じ意味みたい。相変わらず外人さんのネーミングセンスってギョーギョーシィねぇ。
箱の大きさには意味があって、PCIスロットを使ったカードの大きさそのままで、右上にロープロファイル用のプレートがついてます。
predator_package_open.jpeg

そもそもM.2 2280のフォームファクタなのでSSDそのものは小さく、PCIeのカードアダプタがカサを大きくしてる訳です。左は大きさ比較用のマウスです。
predator__w_adaptor.jpeg

手持ちのPCIe拡張シャーシはソネットテクノロジーズのEcho Express SE II Thunderbolt Expansion Chassis。Thunderbolt2に対応し、PCIe2.0 x8が2スロット、プラスドータカード用スロットひとつ。使えるカードの大きさはフルハイト・ハーフレングスまで。シャーシ自体のドライバは必要なく、挿したカードのドライバさえあれば大抵のものは動作するとのことです。ブラックマジックデザインのDeckLinkHDやHighPointのeSATAカードは大丈夫でした。
http://www.sonnettech.com/jp/product/echoexpressse2.html

SSDは挿してネジを締めるだけ。電源オンであっさり認識、あっさりフォーマット完了。
in_a_chassis.jpeg

設置正面。
echo_express_front.jpeg

設置裏面。メモリなのでプレートにコネクタ類はありません。「HYPER X」と書かれてあるのがSSD本体。
echo_express_rear.jpeg

速度はほぼスペック通り。リードが637.5MB/S、ライトが1298.8MB/s。ライトがちょっと足りませんが、だいたいその位。
m2_240_speedtest.jpeg
4K60PのXAVC(class300)のファイルをQuickTime7プレーヤで再生してみました。画によって再生フレームレート表示が60から下がるときがありますが、さすがにこれはマシンパワーが足らんのでしょう(FireProD500でもまだってことか)。とはいうものの、スクロールバーを動かしてもちゃんと画がついてきますし、JKLキーで早送りや早戻しをしても反応が帰ってこないなんてことはありません。素晴らしいです。

ちなみにシステム情報からSSDの情報を見るにはSATA/SATA Expressの項目を選択します。
こっちが本体のSSD
systeminfo-internal.png

こっちがThunderbolt経由のSSD。AHCIコントローラという名前が見えます。
systeminfo-external.png


最初にも上げましたが、4K素材を再生するのですらそれなりに力技がいる訳で、スタンダードなのがHDDを4台以上のRAID0で組上げて1000MB/Sを稼ぐやり方です。メリットはHDDなので容量が大きくとれる反面、ストライピングなのでデータクラッシュ時のダメージが大きく、ストレージ自体が大きく重く動作音もうるさいというデメリットもでてきます。例えばAkitioのRAIDケース(AKiTiO Thunder2 Quad)にHDD4台を新規購入すれば10万円コースに突入します。これでも安い方なんです。例えば今回使ったSSDを新規に揃えようとした場合は1スロット用のPCI Express拡張ボックスが3万5千円、SSDが3万円以上なので7万〜10万コースです。実はHDDのRAIDの方がコスパが良いんですよ。なんてこったい!

ASCIIのサイトにこんな記事がありまして、PCIeスロットにM.2SSDを追加しています。やはりベラボーな早さを出しております。
http://ascii.jp/elem/000/000/986/986376/
MacPro2013(ゴミ箱)よりもタワー型のMacPro(ただしPCIExpressがGen1な初代は除く)のほうがコスパ含め実装する価値は相当あると思います。

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外付けHDDがMBRに変わってしまったのであわてて戻す、ふたたび。手順備忘録あり。 [Mac]

以前外付けHDDがMBRに変わってしまったのでGPTに戻すのに真っ青になったってのがあったのですが、(2010年11月21日のネタ参照)そんな事をすっかり忘れてまた同じ事をやってしまいました。
前回と同じtestdiskで修復して事無きを得たのですが、手順をすっかり忘れてしまっていたので空きディスクを使って発生から修復まで一通りのシミュレーションをしてみました。備忘録として残しておきます。

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外付けHDDをつないで電源を入れたまま、BootCampでWindows7を起動させ、あれこれ作業をさせて、OSをMacに戻したらメッセージが。
testdisk01.png

無視を押下して、ディスクユーティリティでパーティションを確認します。
当然ボリュームは見えません(eSATAで接続していますのが接続バスはSCSIと表示されます)。パーティションマップもMBRに変わっているので、前回と同じ様です。そのため、testdiskでパーティションタイプの変更を行います。
testdisk02.png

testdiskを起動します。アイコンをクリックするとターミナルが起動します。
これ以降マウスは使いません。コマンドに免疫のない人は素直にあきらめましょう。
続けます。
testdisk03.png

起動時の画面はこれ。動作モードの選択を要求されます。
Appendはログファイルを残すモード、No Logはログファイルを残さないモードです。
ここはリスクを考えてお好きな方をどうぞ。
testdisk04.png

マウントされているディスクが見えます。Sudoを選ぶとパスワード認証後全てのディスクが現れます。ターゲットである外付け40GBのディスクが見えていれば十分なのでこのままProceed(続けるの意)を選択します。中止はQUITを選択するか、Qを押下します。
testdisk05.png

対象となるパーティションタイプを選択。現行MacなのでEFI GPTを選択します。(その下にある「Mac」は旧タイプのHFSで使用していたフォーマット向けなので間違わないように)
testdisk06.png

何をするかを選択します。とりあえずAnalyseを選択します。分析が始まります。
testdisk07.png

ディスクに問題がなければパーティションの状態が見えるのですが、問題があるので怒られています。変なGPTパーティションです。チェックサムが変ですよ、って事です。
解析をさせるためQuickSearchを選択します。
testdisk08.png

解析結果が出ます。MBRからGPTに変更させるためEFI Systemの行に反転部を合わせ、Tを押下します。
testdisk09.png

パーティションタイプの変更です。EFI SYSTEMを選択しenterを押下します。
testdisk10.png

フォーマットの変更です。HFS+を選択してenterを押下します。
testdisk11.png

一旦パーティション一覧に戻ります。enterを押下して続けます。
testdisk12.png

変更の確定です。Writeを選択します。
testdisk13.png

確認を要求されるのでYを押下します。
testdisk14.png

再起動する事で変更が完了しますという様なメッセージが出るのでenterを押下する。
testdisk15.png

メニューに戻ってきましたのでQuitを押下して終了させます。
testdisk16.png

ターミナルウインドウにプロセス完了のメッセージが出ると、デスクトップに修復したHDDのアイコンが現れます。ボリューム名が戻っていれば大丈夫でしょう。テストしたディスクの中味は空ですのでこれでOKなのです。
testdisk17.png

ディスクユーティリティを起動します。パーティションマップがGPTになっています。
testdisk18.png

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操作方法は空きディスクでテストをやるなど確認しましょう。
もちろん自己責任であります。

iPhoneのOSを上げてICloudに移行したら大あわて、の巻 [Mac]

午前中はiPhoneのOSを5.1に上げる事に1時間。ついでに始めたiCloudに移行につまづき6時間も費やしてしまった。
MobileMeに使っているAppleIDが二つある事をすっかり忘れて、メールアドレスとの紐付けをしていない新しいアカウントで移行作業をしたので、当然メールが移行しないという事態に。メールが移行しないと勘違いし、大狼狽。
移行作業をしていたつもりが実は移行の対象じゃないので当然作業は完了せず。ていうか。そもそも移行作業はされていない、単に新しいiCloudのアカウントを作っただけ、という基本的な事に気づくまでなんと5時間。
本当の移行作業と先にできたアカウントを消す尻拭きに1時間かかり、午後の大切な時間が台無しになってしまったのだが、平日にやっていたらどんな事になっていたんだろうと驚愕。日曜日で良かった、と無理矢理安堵させる。心配していたiOSよりiCloudに大きなトラップがあったとは。
消えたデータもないし、アカウントの整理もできたのでめでたしめでたしとしよう。

初代MacproでRADEON HD5770は使えました [Mac]

ずいぶん前に初代Macproでも使えるHD3870(Mac/PC Edition)を買いました。
HD3870_body.jpg
が、ファンの音がうるさくて元に戻しました。

うるさいと言っても通常のオフィスのような環境なら差しつかえないでしょう。
でもアタシの家では静かな環境で使っているのでどうしてもファンの音が気になってしまいました。

何故ファンが回るか。その理由はこのカードの排熱がうまくない事だと思います。
HD3870_in.jpg
Macproは前面吸気の後面排気のエアフロー。しかしこのHD3870のカードは1スロットの厚みで、装着すると前面に排気されるという設計でした。なので熱が筐体にこもり、前面のファンがそれなりに回ることになります。しかもPCIスロット付近は排気ファンがありませんので結果熱がこもります。
本体をさわるとカード付近に相当な熱を感じるのでこのままでは他の部品に影響があるだろうと考えて止めました。

その後、X1900を手に入れました。
X1900_body.jpg
2スロットの厚みで排熱が筐体外に出る構造なので動作音も静かでした。排熱もそれなりにありますが筐体内にこもる事はありませんでした。
X1900_in.jpg

ところが最近になってX1900の出力が安定しない事もあったのでとりあえずHD3870を代打にしてみましたが、やはり前面のファンの音がうるさい。かといって、熱がこもるのも放置できないという事でスロット用の排気ファンを追加してみました。斜めになっているのがそれです。
HD3870&fan.jpg
PCIslot_fan.jpg
PC用のパーツですが、排気口からは熱風が出てきますのでそれなりに効果はあったようです。ちなみに電源は光ドライブの空きポートから取りました。

結局、新しくカードを買いました。HD5770。


公式には初代Macproではサポート外とあったのですが、ネットでは動作確認の書き込みがちらほら。ほんのちょっと悩んでアップルストアにて購入。

早速到着、入替。

無事使えました。対応機器がないのでディスプレイポートは確認していません。
メインディスプレイがIBMのT221なので試しに3840x2400にしてみても画が出ました。
動作音も非常に静かです。
HD5750_in.jpg
さて、どのくらい早くなったのでしょうか。
CINEBENCHでの数値は上がらず、HD3870以上の値にはなりませんでした。XBENCHでもびっくりするほどの数値変化は無し。
まぁ、初代MacproはPCI-Expressのバージョンが1なので速度の向上はあり得ないでしょう。明らかにオーバースペックでした。

新しくMacproを買いなおした方がいいのかもしれません。しかし、新しいモデルも気になるし、スペックの高い中古はなくなってるし。今、新品を買うのはビミョーな時期だと思います。

このHD5770は初代Macproでグラフィックカードを買い替える必要があった場合の選択にはなるでしょう。ただしあくまでも自己責任です。

外付けHDDがMBRになってしまったのをtestdiskでGPTに戻す。一時は真っ青になったでござるの巻。 [Mac]

データ量の大きい動画は「裸族の二階建て」に入れた外付けHDDに置いていて、その都度電源を入れて使っています。

先日、このディスクの一つ(1TB)がデスクトップに現れず認識しなくなった。「アンマウントせずに本体をスリープさせたせいだろう。仕方がない、再起動するか。」と再起動させても全く認識しない。ディスクユーティリティを起動して強制マウントをかけるが変化無し。おや?と思いつつ、ドライブの情報をみるとパーティションマップ方式がMBR(マスターブートレコード)となっているのに気付いた。当然ながらOSXでHFS+なのでGPT(GUIDパーティションテーブル)になっていないといけない。いや、マズい。真っ青になった。「あぁ、やっちまった…」しばし呆然とする。

ネットでこのあたりを修正できるファイルリカバリツールを探すがHFS+に対応できるものがなかなか見つからない。そんな中ようやく見つけたのがtestdiskというツール。
このソフトが偉いのは対応ファイルシステムが広い点。特にMacに対応するソフトは少ないのでこういう時に非常に助かります。しかもオープンソースで開発されているのでフリーというのもいいですね。本家サイトから落とせます。
http://www.cgsecurity.org/wiki/TestDisk

なお、日本語ドキュメントが付属していないので、解説サイトが参考書です。
http://uiuicy.cs.land.to/testdisk1.html
このサイトはWindowsユーザ向けなので、使用方法をざっくりつかんでおきます。いろいろ探したのですがMac向けの説明を行っているサイトは見つかりませんでしたので、Macユーザはそれなりのリスクがあるでしょう。実際、コマンドラインで操作するという上級者向けのツールなので、最悪ディスクをぶっ壊す危険性もあります。最悪リカバリ失敗の覚悟もしてましたから。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとtestdiskフォルダが解凍されます。この中のdarwinフォルダの中にあるtestdiskという実行ファイルが本体です。(画像クリックで少し拡大)
testdisk-folder.png
ダブルクリックするとターミナルがひらいてコマンドを要求してきます。
testdisk-open.png
マウスが使えませんので苦手な人はここから先はあきらめた方がよろしいかと思います。

で、Web上の資料を読みまくり、空いているディスクで練習をして、パーティションを切り替える事に成功。切り替え後の再起動で元のパーティションを認識することができました。逆に言えばこの操作だけで済んだのが幸いです。
これから編集する予定だった大量の映像ファイルを失わずに済みました。おー、怖かった。

本体をスリープする前には必ず外付けディスクをアンマウントさせる。それが出来ない場合は電源入れっぱなしにしておく、と心に決めたのでした。あと、バックアップもね。

FinalCutProでDVCPROの書き出しが出来ない?の対応法 [Mac]

先日DVCPROのVTRを入手したので早速FinalCutProで使ってみました。

モノはDVCPROの一号機であるAJ-D750。SDIのオプション付きなので入出力はケーブル1本なのは楽です。これに9ピンとリファレンスを入力してセット完了。
ところが取り込みは問題ないのですが、書き出しが上手く行かない。「ビデオにプリント」はできるが「テープに編集」ができない。プリロールこそするものの再生しかせず、AUTOEDITが実行されないので編集が実行できない。
出力設定が悪いのかRS-422の制御が悪いのか。VTR側の設定で気になるのはRS-422のID設定だがこれを変えても状況は変わらず。さてどうしたものか。

ところがDeckLinkのおまけソフトであるMedia Expressではあっさりインサート編集が出来る。
あれ? これはFinalCut単体の問題だよ。これは困った。

しかしネットで探してもヒントは出て来ず、初期設定ファイルを削除しても変わらず。こうなったらアプリを再インストールするしか無いんだろうけど、上手く行かなかったら影響があるよなぁなどと思っていたのでしばらく躊躇していた。

あきらめつつぼんやりとブラックマジックのサイトのサポートを検索していたら、
「Final Cut Proを使用する際のPanasonic D5デッキの問題」http://www.blackmagic-design.com/jp/support/detail.asp?note=136 てのがあったので何となく見てみた。
FinalCutでD5VTRを使っている時にイン点に来ても記録されない場合がある。この時はデバイスのプロトコルをSonyRS-422からPanasonicRS-422に変更せよとある。RS-422のデフォルトはソニーなのでD5を使う場合は松下のプロトコルに変えないと使えないそうだ。
D5とDVCPROは同じ松下のVTR。もしかして・・・とこの文書通りプロトコルの変更をしてみた。
デバイスコントロールのプリセットにプロトコルをPanasonicに変更したものを新たに作った。

下のプリセットリストに「BlackmagicNTSC29.97(Panasonic)」とあるのがそれ。
device_preset.jpeg
何の事は無い、プロトコルを「Panasonic RS-422」に変えただけ。
preset_editor.jpeg
で、このプリセットを選択しただけであっさり動いてしまった。
精度はアセンブルが1フレームずれただけで、インサートでは0フレームぴったり。大体において問題なし。

あれこれ試して時間がかかったが、結局はFinalCut側の、しかも設定の問題だったということだ。プルダウンメニュー一つで解決してしまったので拍子抜けしたのだが、こういう情報がなかなか無いってことは、松下のVTRって9ピン経由で使われていないのかな。じゃなかったら既知の問題なんだろうな。

ともあれ、これでSDの書き出しが出来るのが嬉しい。

新しいMacProとFinalCutStudio出ちゃった [Mac]

先週軽く愚痴ったら、出ちゃった。新しいMacProとFinalCutStudio。そろそろ出るぞとは噂になってたみたいですがね。

結局MacProは新しくなってもスーパードライブなのでブルーレイソフトはやっぱり再生できない。せっかくグラボがHD5850なのにもったいない限り。
そのせいもあるのか、FinalCutStudioではブルーレイへの対応が完全ではなさそう。サイトをざっと見たところちゃんとしたオーサリングまでは対応してない感じがする。申し訳についてるDVDStudio4が涙ぐましい。
この対応しない態度の頑さがアポーなんだよね。困ったもんだ。

とはいえ、MacProはクアッドコアで23万円、FinalCutはアップグレードで3万円ちょい。なるほど。ファーストロットの噂が出るまでもう少し待っておこう。

林檎にお願い [Mac]

「Apple、第3四半期の業績を発表 〜過去最高の売上高、利益は78%の増加〜」
http://www.apple.com/jp/news/2010/jul/21results.html
(アップルのプレスリリースより)


アップルよ。そろそろMacproの新しいのと、FinalCutStudioの新しいのを出してくれないかな。頼むから。

このカテゴリでやる気が無いのなら素直にAvidに乗り換えるからさ。

沖のPSプリンタML810PSIIV-LTをSnowLeopardで使う [Mac]

年末の風物詩、コミケの季節になりました。
ここ最近はプリンタで出力したサークルリストを使ってビッグサイトをふらふらしています。
このプリンタは沖のML810PSIIV-LT。1996年に発売されたPostScriptプリンタで、2001年9月に中古で購入。2万円。イーサネットとハードディスクがついていたので自由度が高く、トナーとドラムを交換して速度こそ遅いものの個人使用なら問題なく使えるものでした。

購入当初はいろんな書類の出力に使ったものですが、液晶の大型化やPDFが普及した事もあり、プリンタで印刷なんて滅多にする事がなくなり、ついに夏と冬のコミケのサークルリストを印刷するだけになってしまいました。

ところがこのプリンタはLeopardからサポートされなくなりました。発売から10年以上経つので既に寿命なのでしょう。あきらめて次のプリンタを探し始めました。レーザーなら2万円で充分なおつりが来るがUSB接続なので厭。インクジェットは滲みやすく、そもそも印刷機会が少ないのに維持コストが高いので厭(夏のビッグサイトは特に湿度が高い)。かといってこの古いプリンタからの印刷のために古いOSを残しておくのも全くもって無駄である。・・・なんとかならないかなぁとネットを探していたらありました。PostScriptプリンタならPPDファイルがあればCUPSで印刷ができるそうで。うまくいけばプリンタを買い替えずに済みます。

早速やってみました。
あらかじめプリンタのIPアドレスを調べておきましょう。(今時EtherTalkで使っている人はいないと思いますが)

PPDファイルを用意します。古いOSが残っている場合は
/ライブラリ/Printers/PPDs/Contents/Resouces/ja.lproj/
の中に機種名だけのテキストファイルがありますので、これを使います。
無い場合は沖データのサイトから最新ドライバを落としてきます(といっても10.4までしかありませんが)。
古いOSに展開し、インストールされた上のパスから該当するPPDファイルをコピーしておきます。

あとはこのファイルをSnowLeopardの以下の場所にコピーするだけです。
/ライブラリ/Printers/PPDs/Contents/Resouces/ja.lproj/
はい、実は同じパスです。OSが変わっても同じ場所でした。再起動の必要はありません。

あとはシステム環境設定のプリントとファクスを開きリスト下の+をクリックしてプリンタを追加します。
プリンタの追加ウインドウで地球マークのIPを押して、アドレスを入れてドライバを指定して追加します。
手持ちのプリンタはHDDとメモリが追加されているので、オプションとサプライボタンを押して設定します。

あっさり印刷できました。これでコミケに間に合います。プリンタも買い替えずに済みました。

MacproにSSDを入れてみる。 [Mac]

安くなってきましたね、SSD。というわけで唐突ですが、MacproにSSDを入れてみることにしました。ただしネットを探してみてもその情報は思ったほど多くはありません。そりゃそーです。ビジネス用途のMacproです。新しいデバイスなんて簡単に手を出しませんし、テストを行なわないとおっかなくて使えません。そもそも石橋を叩いて渡る世界だから仕方ないし。掲示板なぞで情報を集めましたがノイズが多い中、あんまり失敗例は無いようなので、これは乗り換えちゃいましょうと。今のシステムはやや不安定で再インストールを考えていましたので実行です。

さっそく秋葉原でお買い物。秋葉館でSSD用変換アダプタの安いヤツを探すが品切れ。箱に入れるタイプはあったのだが放熱に難があると見たので止めました。うーん、とりあえずSSDを仮固定してみて様子を見るか。
SSD本体はさほど考えずにサムスンの128GBに。お値段33800円というMMCRE28G5MXP-0VBというモデル。金属ケースに収まっているので放熱性は良さそう。
ssd128mb.jpg
本当は256GBにしたかったのだが5~6万円前後するので今回はあきらめ。HDDと違った選び方が必要なのですが、そこまで調べきっていないので深く考えても無駄だと。ましてやWinの情報がそのままMacに当てはまらないと思うので、この部分ある意味バクチです。そもそもスペックを追い掛けているのではなく、快適に使えればいいという考えです。とはいうものの、実はWindowsマシンに入れるために選んだサムスンのSSDがすこぶるよかったので今回も値段とのバランスを考えてサムスンに。なので特に深い意味はありません(笑)。

変換アダプタの取り付けは、少し考えてしまった。MacproのHDDマウンタは上からディスクをぶら下げる固定法なので、マウンタとSSDをタイラップで結束するだけにした。
ssd_on_mac1.jpg
細めのタイラップを2本ゆるめにつないで、マウンタをMacproに入れたらSSDを差し込んでタイラップを締めて固定。もともとSATAのコネクタがしっかり入っているのでぐらつかない程度の締め方でOK。
ssd_on_mac2.jpg
まぁとりあえずこれでいいでしょう。

インストールはおまかせインストールだとRosettaとQuicktime7が入らないので注意するのはスノーレパードならでは。ターゲットディスクを選択する画面でインストールオプションのカスタマイズが出来るので,、ここで上の二つを追加してプリンタドライバは入れない指定に。容量が少ないので出来るだけセコく。
インストール後の再起動まで20分程度。表示された時間よりも早かった。アップデートは2回かかり合計で35分程度。ダウンロードがやはり長いが起動がものすごく早い。

インストーラでは9.52GB必要とあったが、アップデートをかけ終わったら5.73GBしか使ってなかった。ものすごく小さい。
この状態でコールドスタートしてみたら35秒で起動完了。・・・早い。

さあ、これからカスタマイズをどうするかが問題。容量が少ないからといってhomeフォルダをHDDのあるボリュームにシンボリックリンクを張ってしまったらSSDにする意味がないので、ドキュメントだけを移動するのがいいのかな。
これから環境を構築してどの程度パフォーマンスが変わるかが楽しみなんだけど移行の作業が面倒くさいんだよなぁ。まさかカレントディスクの容量が640GBから128GBになるとは思わなかったんで。

あ、ここはワタクシzenの個人的なblogで、書いている内容などは所属している団体とは何ら関係ございません。今の時代いろいろありますもんで、一応。ブログを作る(無料) powered by SSブログ

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