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今時PowerBookG4(もちろんPowerPC)を買う~その二~ [Mac]

(おとといのつづき)
買うときに蓋を開けて確認したら、何と英語キーボード。ジャンク品なので日本語キーボードだとばっかり思っていたら意外な収穫。なにせ英語版キーボード単体は中古品でも1万円程する。ただしカーボンファイバーフレームの塗装が浮いて剥げているのでかなり汚い。使い込んだキー打ちの痕か。ここを綺麗に掃除してあげれは大丈夫そう。

早速家に持ち帰る。
裏蓋を開けるとHDDのスペースに固定ネジとゴムのスペーサが丁寧に小袋に入って、セロテープで固定されていた。使ってくれと言わんばかり。やっぱりこれは使えるんだよ。
少し埃はついているが内部の痛みは無い様子。

続いてACアダプタを接続し動作テスト。買ってきたままの状態ではメモリが全くないので液晶が光らない。512MBのメモリを入れたら液晶が光った。が、インクを散らしたようなシミが周辺部に多数。不良部分確認!。でも思ったほどひどくない。輝度も均一ではないがそこそこ明るい。その画面には"OSが無いよ"と、?マークのフォルダアイコンが点滅。OSのインストールディスクを入れたが、DVDドライブはスピンドルが回るもののマウントはしない。不良部分確認!。そのためFireWireの外付けをDVDドライブを使ってOSXのインストール。ネットワークインストールも考えたが手順を探すのが面倒くさいのでやめてローカル側から。
予備用のハードディスク(富士通の20GB)を本体に入れてOSのインストール。OSはあっさり入ってしまった。あまりにも苦労がないので逆にびっくり。

OSのアップデートや設定などをしつつ、しばらく使ってみる。よく見ると手持ちのチタン500MHzとキー配置が若干違う。スペースキーの両隣りにコマンドキーが配列されているタイプで、現在のパワーブックと同一の配置。フラットケーブルもその形状からお互いに流用はできない。

筐体の金属部分に大きなへこみはないし、前のユーザが大事に使い込んだ感がある。ヒンジのぐらつきはないものの液晶を横から押さえると輝度が大きく変わるので接触不良だ。不良部分再確認!。

試しにプロツールズLEをインストール。最初7.0を入れたらOSのバージョンが対応しないと怒られたので、6.0を入れて6.1にアップデートしたが、アプリ起動時にカーネルパニック。最初はFireWire回りかと思ってファイルの移動を慎重にやったが、デジデザインのサイト見たらバージョンアップの必要があるようでアップデートをかけること都合4回。バージョン6.4にしたらやっとこさ動いてくれた。動作は問題なし。トラックが少ないならサクサク動く。
もしかしたらOSのインストールよりこの作業が一番長かった気がする。なんだか。

結論:コンボドライブと液晶回りが不良なシール通りのジャンク品。この不良部分を使わないようにするれば充分動く品だった。外付けのDVDドライブと余ったメモリ、HDD、ACアダプタがあれば、そしてディスプレイもあれば難なく使う事ができる。こういった事がジャンクの醍醐味であるんだな。

しかもこのジャンク品は手持ちのパワーブックより50Hzクロックが高いほか、グラフィックチップの性能が上がっているので使い心地はかなりよい。が、液晶に何ありなのでファイルサーバかラジオ録音用にしてあげよう。


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