SSブログ

秋葉原のカレーの味って [雑記]

別にグルメでもないし、美味しいものには目がないって訳でもない。雑誌で紹介された評判のお店の列に並ぶほどミーハーでもないし。むしろ食うために待つって行為が嫌いだし。ここはソ連か。
さて、カレーの記憶は麹町で働いていた頃、近くにアジャンタというインド料理の店があって、ここで始めて日本式でないカレーを食べてえらい感動した覚えがあります。今から20年程前の話です。インドのカレーってのは日本のと全く違うんだと思ったことが記憶に残っとります。なので日本のカレーはインドのそれとは別の食べ物と思うようになりました。もちろん両方とも好きです。
で、秋葉原のカレー屋です。もちろん日本式のカレーです。仕事帰りに秋葉原にふらっと寄ることが多いのでついカレー屋さんにも入ってしまいます。スナック感覚ですな。

カレキチはコスト重視のまさにファストフード。手際よく大量に調理されていくカレーを見ているだけでも面白い。味も万人に合うように出来ている。システマチックでありながらメニューもあれこれ考えているあたり実は挑戦的である。ここは結構寄らせてもらった。量も値段も丁度良い。

ゴーゴーカレーはおいしいんだろうけど、持ち上げるほどかって感じ。辛くて味の濃いのは分かるけど辛み以外の香辛料やうま味分が少ない。これはお茶の水にあるカレー屋ジョニーにも言えること。辛いんだけど香辛料の持つ豊潤さが少ない。逆に言うとパンチがあるのでガッツリ食べられる、そんな感じだ。これを旨いというかは微妙なので中学生ならバクバク食えると言っておく。好き嫌いで言うと好まないねぇ。
以下余談。いつも思うのだが主にラーメン屋にありがちな「自分達は頑張っています」系アピールの張り紙は何とかならないか。アタシはああいうのは嫌いだ。そういうことは声高に主張することじゃなかろうに。仮に店員の躾のためだったとしてもそれを客に見せるのは野暮というものだろう。実はカレキチ以上にシステマチックでコスト意識が高かったりして。客単価も高そうだし。

マンモスカレーは中庸で、特になんて事のないカレーだと思っていたのよ、最近までは。店も裏通りにあるし。で先日ふらっと入って手作りカツカレーってのを注文した後で気付いた。ごはんの量が尋常ではない。普通で茶碗2膳分ある。一般的な量を食べるなら小盛と言わなければならないらしい。弱ったなと思ってルーを口につけたら「あれ、美味しいぞこれ。ちゃんと香辛料の味がする」
甘めの味付けで辛くはなく、ちゃんとスパイスの味がする。要するにくどくないのだ。
たしかにこの中庸な味はあっさりしすぎてガッツリ系の人には非常に不満だろう。他のブログには酷評するものもあったが、逆に非ガッツリ系にはちょうどいいのだ。しかも食後に頂くらっきょうが食べ放題なのが地道に嬉しい。
昨日、ここで小盛を食べてたらカウンターに座った細身のお兄さんが1kgカレーと注文し、次に入ってきた二人組が二人とも1kgカレー。さらに入ってきた中肉中背の男性も1kgカレーを注文。えぇーっ。250gライスの小盛を頼んだアタシはここでは変わったヒトなのか?てな空気を味わいながらカレーをゆっくり食べていた。しかしふと見た壁のポスターを見て安心した。そうか値引きセール中なのか。だからか。よかった。

こんなに秋葉原で外食が選べる時代が来ようとは。以前はラーメンいすずかどんどんで、予算があるとキッチンジローでした。って、どれくらい前やねん。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

あ、ここはワタクシzenの個人的なblogで、書いている内容などは所属している団体とは何ら関係ございません。今の時代いろいろありますもんで、一応。ブログを作る(無料) powered by SSブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。