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新宿クレイジーナイト [演芸・お笑い]

朝8時に目が覚めるが体調は最悪。前日8時間近く飲んでいた以外にその理由はない。倦怠感の脳味噌であれこれ考えたが結局今日の予定がありすぎるのでNHK技研に行くのは止める事にしてデパスを飲んで再び寝る。15時に再び起きてカップ春雨を食べる。16時に銭湯へ行こうとしたら雨が降ってきたので傘を持って出る。体力が落ちているので妙な気を使いながら湯に浸かる。表に出たらすっかり晴れていた。ここ数年起きているどしゃ降りの夕立ちでなくてよかった。
食事をとっていなかったのでコマ劇場の目の前の吉野屋で牛丼を食べ、17時半に歌舞伎町クラブハイツの前で待ち合わせに合流。

電撃シートで待っていると、通りかかった南部さんに知人が声をかける。少し話した後「ビール飲んで下さいよー」と南部さん自らビールを取りに行ってくれる。本当に腰の低い芸人さんだ。
今回は演者もスタッフもかなり力が入っている。全てが面白く、トイレに行くことをすっかり忘れていた位だ。
4時間程でようやく解放。帰りに桂花ラーメンを食べて帰る。

24時を過ぎたところでようやく社内モニターのVHSを見るがなかなかレポートがまとまらない。どうしようかなと迷いつつ、Webであれこれ情報を集めているうちに外が明るくなってきたのであわてて寝る。が、寝られない。明日の会議が物凄い不安。


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快楽亭ブラック毒演会 [演芸・お笑い]

前の日の深酒が原因で遅い目覚め。結局30分押しの13時半に会場入り。丁度転失気のサゲの直前だった。
55歳誕生日の会だけあってほぼ満員の大入り。なぜかビデオカメラが回っている。まさかソフト化するのではなかろうか。まぁ四文字は何とかなるのかもしれませんが、やんごとなきご一家ネタは果たして映像化出来るのでしょうか。
仲入りまで通路で立ち見。空席があるようなので動こうとしたら社長に空席を案内して貰う。
感謝。

転失気
道具屋・松竹篇
-仲入り(CD等の物販あり)-
イメクラ五人廻し
TimeNoodle(時そば)

一年前は杖をつき、正座もできず、椅子に座ったままでオナニー指南を高座にかけていた頃を思い出すと今の状態が嘘のようだ。もちろん正座だし自分の足でそでに帰る。ここまで復帰できたエネルギーは凄い。

浅草からバスで移動し、新三河島の中華料理屋でお誕生会。ここまで来る人だけあって濃そうな人ばっかり。横に座った同世代の男性は子供の運動会を途中で抜け出してここまで来たという。奥様が「娘とブラックとどっちが大事なの!!」と相当怒っていたと言うが、ブラック落語を聞きながら眠りに入るというほどのマニアなので、今日の行動は最大限の譲歩だったに違いない。「天気予報通り今日が雨になってくれればよかったのに」と悔しがっていた気持はわかる。
前に座った年輩のご夫婦は普通の落語もブラック落語も楽しむという。何でもご主人にル・ピリエに連れていかれていきなり聞かされたというが、結局逃げもせず聞いていた奥様も偉い。
あるとき近くにブラック師匠が引っ越してきてびっくりしたとか。見たことがある顔なので聞いてみたら、そうだとおっしゃったそうで。

その後は寿司屋で23時まで。あとは近くの居酒屋で24時まで。社長、帰り道までご迷惑かけてすみません。

さて、会社の社内モニターのVHSを消化してからNHK技研公開と電撃のライブも行かねばならない。
6月はいろいろ仕事以外の道楽の予定がありすぎる。どうなっているのだ。


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帰ってきた鬼畜大変態(という名の落語会です) [演芸・お笑い]

(このタイトルだと変なトラバを拾わないかと心配になるので、何かあったらタイトル変えます)
於:浅草東洋館

17時40分頃に入る。場内は殆んど満席かなと言う感じ。
開始直前に場内アナウンスがかかる。「出演予告がありましたキウイですが、立川流の二つ目昇進取り消しでショックを受けたため失踪し本日おりません。そのため代演となりました。」失笑が場内の所々から。

三四楼:開口一番(スケッチブック似顔絵漫談)
元気いいぞう
談笑:げろ指南
-仲入り-(「いつもの」各種物販あり)
談之助:(題名はわかりませぬ)
川柳:ジャズ息子
ブラック:演歌息子

元気さんは時事ネタ替歌とお馴染の歌とネタ(エリック・クラプトン、からだジャズ)で。「みんなー!元気、いいぞういいぞう」の掛け声の認知度も割合高い。
時事替え歌は本当に久しぶりだ~。
次に上がった談笑師匠はマクラで「"ホンモノ"ですね。でも何が凄いって、元気さんが出番の前に物凄く(ギターの)チューニングをしてるんですよ。」(師匠の代表作である)げろ指南を久しぶりに聞くことができた。やはり本物は凄い。他の芸人のことは言えない、と思う。えろえろえろー("え"には濁点を付けて下さい)で笑いを取る落語家は他にはいまい。

談之助師匠はアジ落語。緑の羽織に右手をあげて「はいる!」以下略。

川柳~ブラック両師のネタが、オリジナル→パロディという関係ということはブラックマニアなら常識。このコンボをリアルタイムに見ることができたのはうれしい。
それにしても川柳師匠は10年前と声が全く変わらないというのは凄い。お馴染の口ラッパも音色が変わらないのだ。もちろんブラック師匠の悪声も変わっていない。

終演後歩いて近くの焼肉屋で打ち上げに参加。川柳師匠が酔っぱらって某顧問の事でエキサイトしていたが全く同感。「評論家ってのはねぇ・・・」こちらも同感。聞いてて本当にそう思う。今まで破天荒な落語家を"これぞ芸人"などと誉めているのに、いざ目の前に破天荒が起きると否定する。しかも批評する対象が芸ではなく単なる嗜好(生理的に好きか嫌いか)だけに成り下がっている。そういう人じゃないと思ったんだけどね。かのセンセイは。

いつものトンデモの会と空気が違うと言ったら、多分元気さんのファンがいるからだろうと明確な答えが正面に座っていた女性から。濃い方はさすが違う(あ、ホメてます)。昔のハルコロでやってた30日の会はお客が10人前後だったんだけどねぇ。時間は確実に過ぎたんだなぁ(と遠い目)。

横に来られたブラック師匠に隙を付かれて右チチを軽く揉まれる、思わず洒落でアンと声を上げる。

突然、川柳師匠が立ち上がって口ラッパを始めた。高座と全く変わらないトーン。思わずカメラのシャッターを切ってしまう。こりゃあ凄いモン見たぞ。
などなどいろいろあって。23時前にお開き。

川柳師匠をお見送りしようとタクシーをつかまえるが、川柳師匠がコンビニに入りたいとフラフラ行ってしまった。社長が少し渡して運転手を待たせる。しばらくして出てきた師匠に会計を済ませた談之助師匠がコンビニ袋を渡す。とやおら袋から中身を取りだし、つまみや水を他人に渡し始めるが、ウイスキーだけは他人に渡さずキャップを開けてグビグビと飲み始めたので皆で止めにかかる。とても七十ン歳のすることではない。なのでなかなかタクシーに乗らない。乗せようと思っても乗らない。ようやく万歳三唱で師匠をタクシーに乗せ見送ることができた。談之助師匠曰く「他人のフリ他人のフリ。でないと収まらない」このとき時計は見てないものの多分30分位はかかったかも知れない。確かに池袋の餃子屋で左談次師匠にスリッパで頭をひっぱたかれただけの事はある聖なる酔っぱらいだ。凄げぇ。

続きは国際通り沿いの白木屋で25時半位までだらだらと。あとは流れ解散。
新宿で降りるという社長と一緒にタクシーで帰る。


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立川流、二つ目昇進ははふりだしへ。 [演芸・お笑い]

噂の志ん相掲示板を今見てびっくりした。
先日行われた二つ目昇進試験の結果はナシになったようで、全て振り出しに戻ったとの事。
一体何があったかは外部の人間にはとんと見当がつきませんが、何かすっきりしないように感じるのは気のせいでしょうか。一回決めておきながら「今のはナシよ」となってしまうなんて。
これで5月の鬼畜大変態に果実師匠は出られるのでしょうか。談笑師匠の思いもよらない方向に物事が動いていってしまったのでしょうか。

しばらくこの掲示板から目が離せない・・・。


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第46回トンデモ落語の会 [演芸・お笑い]

於:浅草東洋館

場内はほとんど満席。しかも中入りには立っていた人も見掛けた。トンデモという看板はすっかり定着しているということに改めて気付く。それにしても改めて場内を見回すといい年のおじさんが多い。10年ほど前に始まったまま演者と客の年齢がそのままスライドしたような気がする。

キウイ 噂の志ん相と2ちゃんの書き込みにコメント
白鳥 長屋の花見
鯉朝 動物園+円楽
談笑 TOTOカップ選手権
仲入り 物販(尋常ならぬ待ち時間。大人の事情があるようで)
談之助 東京都議選
ブラック 寿限無
物販しつつ追い出し

もちろん今回も打ち上げに参加。隣でご一緒させて頂いた方は、かつて古典を聞いていたが、知人に連れられて初めてトンデモに来たそうで。もちろんすんなりトンデモになじんでいた(と思いたいし、そう信じてます。打ち上げまで来ていたので)。
打ち上げ終了後キウイさんから店から貰ったという缶ビールを頂く。キリン・ザ・ゴールドという缶ビールの試飲缶なのだが、呑めねぇなぁ。おそらく結果はWebで流れるだろうからその結果如何でこの缶ビールのタブを引こうかな。果たして5月の鬼畜大変態に出演することが出来るのか。昇進するのか廃業するのか、そのまま前座かもと言ったのは談笑師匠。この場合喜んでいいのか、悲しんでいいのか、安心していいのか。さて。


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第20回新宿クレイジーナイト [演芸・お笑い]

電撃の定期的ライブであり、新人ベテランかかわらずおもしろい芸人を集めるこのイベントも20回を迎えた。18歳未満お断りのライブなので毎回レベルが高く楽しみにしているが、仕事との兼ね合いなどで思ったほど行くことができていない。久しぶりに知人に誘って貰ったので楽しみにしつつ取って貰った電撃シートに知人の知り合いと一緒の7人で。

さて、今回は拍子抜けとなってしまった。タイトルであるクレイジーの度合いが低い。というか相当少ない。そもそもここに来る客は自分もそうだがテレビで見られる芸を望んではいない。プロデュースする側も、テレビでは実力を発揮できずカメラ前でかけることを拒否されるネタを持っている芸人を選んでいる、筈だった。ところが期待の女性コンビがいきなり大コケ。ネタに詰まったり一瞬素になったり。何より致命的だったのがクレイジーナイトの客向けのネタでなかったことだ。通常のお笑いライブなら充分通用するネタだ。ただ、ここは新宿歌舞伎町のクラブハイツである。客層がどうみても違う。当然客席も引き始める。ざわつき始める。ネタを切り上げ舞台からは逃げるようにして降りていった。このあと女性トリオがネタを始めるがこちらもテレビ向きのネタ。当然だが全くウケない。誘ってくれた知人も「ありゃ学芸会だよ」とポツリ。笑いが起きないまま静かな時間だけが過ぎていく。ところがその沈黙を破ったのは南部さんだった。何とネタをやっている最中にマイクでダメを出して怒り始めてしまった。凍り付く会場、3人はネタを止めてすごすごと帰っていった。MCのユリオカがフォローするもしばらく南部さんは機嫌が悪い様子だった。このあと客席がいつもの盛り上がりが戻るのにはレイパー佐藤の登場まで長い時間を待つことになる。しかも20回記念だからとこの事をトークやネタの中に織り込んだのは芸人の、しかも場数を踏んで苦労した人たちだけだった。

今回気になったのは構成の悪さ。若手のネタが全く振るわなかったこと、ネタの量にに比べて音楽系が多すぎたこと。そのため客をステージに釘付けにすることができなかった。だから客自身も雑談が多く客席は常にざわざわしていた。盛り上がっていないのが痛いほどわかる。トイレ辺の通路は常に人の流れがあった。ステージが面白ければこういうことはない。

結果的にクレイジーネタが少ないうえにまじめなネタが多すぎた。そのうえ音楽の曲数も多すぎた。歌や真面目なパフォーマンスはクレージーな合間に少なめに程度あるからいいのです。清涼剤も飲みすぎると清涼を通り越してしまいます。
一番盛り上がったのは皮肉にも電撃。ミルクマン改めカフェオレマン、ロケット花火、吸引男などいつ見てもすごい芸が炸裂。なかでも凄かったのは南部さんの(おなじみ)睾丸野郎。あの年で睾丸に鞭打つ(いや、引くと言った方が正しいか)姿勢に男ならいろいろ来るものを感じます。

ノンストップの3時間20分。予定よりも押してしまったそうだ。だがその割には満足度は今一つでおなかいっぱいにはなっていない。睾丸の記憶しか残っていないのはどうしたものか。

舞台裏にはいろいろな事情があるのだろう。が、客は残念ながらそれを知る術はない。無論知らなくていい。だからこそ今回失態を犯した芸人やスタッフはいろいろ考えてほしい。

次回は5月。もちろん楽しみにしています。naga殿、また呼んでください。


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トンデモ忘年会 [演芸・お笑い]

年末なのだが体が動かず。今日の昼前に寝て15時頃に起きる。
眠い体を引きずって銭湯に寄ってから急いで家を出る。
会場は浅草木馬亭。17時50分頃にはいると七割近い入り。
気が付くとほとんど満席。立見もいる。

いきなり鯉朝師が不機嫌そうに座布団返しと釈台を用意。自分で「師匠お願いします!」の掛け声のあと出てきたのは本人。今日は前座がないということで一番若い自分がこれをしなければならないそうで。年末でいろいろ多忙なのでどこかの師匠よろしく本読み。(現在では)大師匠となった方々のいけない本がネタに上がる。トンデモならでは。
続いて(以下敬称略)
談之助
ブラック
仲入り
ボビーこと談笑
白鳥

鯉朝師が終わったあとで立見客用に高座の上に座布団をひきこちらへどうぞと案内。静まった会場おの中から勇気ある若者一人が高座の上手に上がる。通路を渡る時客席から勇気あるその行動に対して拍手が起きる。しかも仲入り後には上手下手それぞれ二人に増えていた。
談之助師は年末に奥様がご出産であるが、男の子ということが判明したので高座でうなだれる。こればっかりは仕方がないが同情します。本当につらそう。
ブラック師、高座に上がるや否y拍手の終わらないうちに上手にいる客の正面に座りいきなり小咄。このサービス精神がいいンだな。
あ、ボビーはいつもの(営業)ネタです。相変わらず客を巻き込む。ベタと言えばベタなんだがやっぱり面白い。
白鳥師、噺の途中で座布団を投げるのだがこれが某席亭から駄目が出たそうで。洒落がわからない席亭ですな。

打ち上げは歩いて10分ほどの中華料理店(名前は失念)。
忘れた頃になって鯉昇師のあの本が回ってくる。昭和59年司書房刊。ソープがトルコと呼ばれていた時代の、今なら考えられない本にしばし見入る。その他いろいろあるが酔っぱらっているので省略。
男子ご出産の談之助師の落ち込みは尋常ではない。心中お察し致します、師匠。なにせ女子出産なら合法的にXXとか○○とかできたりするんだもんなぁ。でも考え方を変え、もう少し待ってお誕生会を開き「おともだち」を呼べば少しは気も晴れるかもしれません。なんてぇ事を師匠に言えばよかったと帰り道に思いつく始末。
終わり頃になってテーブルを移動しMさんにあいさつ。
会計の談之助師がなかなか店から出てこない。聞けばお酒の注文が凄かったらしく勘定が会わないらしいが無事解決(一体どうしたんだろう)。

終了は23時半頃。その後流れるように解散。
明日に備えることとするが冬コミも帰省の用意も全くしていない。果たして大丈夫なのだろうか。


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ガンダム紙切りでおなじみの大東両先生逝去 [演芸・お笑い]

先日のトンデモ落語会およびトンデモ本大賞を病気で休演していた、紙切りの大東両先生がお亡くなりになられたというのを唐沢先生の日記経由、獅籠さんのブログで知った。http://blog.livedoor.jp/chicagotti45/

非常に残念です。オタクをきっかけにもっとブレイクしてほしかった方でした。
ただただ、ご冥福をお祈りするばかりです。


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日本トンデモ本大賞2006開催 [演芸・お笑い]

13時からトンデモ本大賞2006に。
行きたい行きたいと思いつつようやく行けたのだが、会場の千代田公会堂は今回が最後で、来年はあのイイノホールに場所を移すと発表が。キャパが大きくなるのはいい事かもしれないが、会場が変わるとノリも変わってしまうのしょうか。それでも唐沢先生がどこかでおっしゃっていた学園祭のノリ的な楽しさは守り続けるのでしょう。

各賞の詳細はオフィシャルページを見て頂くとして、演芸好きとしては昨日の前夜祭と同じく大東両先生の欠席が実に惜しい。
演芸コーナーは大東両先生のガンダム紙切りのビデオ上映。昨日のトンデモ落語会で使われたものとは違う素材を使っている。病床から本人のあいさつと、入院の2日前にくつろいだ空間で撮影された紙切りの実演の二つ。
紙切りで出来上がったシャアがスクリーンに現れた途端、おーと会場がどよめく。さすがガンオタ度数の高い会場ならでは。そうはいうものの演芸マニアでなくとも感歎の声を上げることは間違いなかろう。
獅篭さんはここでもオタク落語のガンダムたがやを披露。観客のレベルが高いので大爆笑の嵐。ただこの噺はたがやという元ネタががわかっているともっと楽しめる。なぜ橋の上でガンダムがシャアに向かって啖呵を切るかは、たがやがわかっていないと面白くないのだ。
休憩の間に各種同人誌を買い込んだおかげで結構な散財となってしまった。ああいう誘惑には弱いんだよねぇ。

帰り道すがらMさんと獅篭さんの事などをお話させて頂く。大須では席亭の意向もあって普段は古典をかけているそうで、事実上オタク落語はできないとの事。ただ今日のお客さんは演芸よりもSF系のオタクが多い様で、果たして元ネタのたがやが通じたかどうか、など。
Mさんと新宿三丁目で別れ、ヨドバシで音声機材購入。そいえばMさん、談之助師匠に軽くネタにされていましたな。


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トンデモ前夜祭(日本トンデモ本大賞2006開催記念) [演芸・お笑い]

於:日暮里サニーホール コンサートサロン

場所は毎月立川流日暮里寄席が行われている会場でもあるコンサートサロン。
ここは本来クラシック用らしく、音の響き方が考慮されていてノーマイクでも充分音が届く会場。キャパが100前後の会場は変にマイクを通すより演者の生声で演ったほうがいいと思っている(会場の持つ響きの度合いもあるが)。機械を通さずにライブで聞いているという感覚が物凄い大事なのだ。マイク(PA)を使っちゃうと頼れるからね。声量のない人はつらい会場かも知れないが、この程度の会場で聞きにくいといわれるのなら声を張る稽古をするか、客をつかんで耳を、ひいては心を自分の方に向かせる位の気迫がほしいと思ったり。昔のル・ピリエのブラック毒演会もノーマイクでしたね。

トンデモの会は去年の冬コミの会以来。そのときのメモ(エントリ)はここ

以下出演順(敬称略)
こらく
獅篭
談之助
-仲入り-
大東両先生の秘蔵映像
元気いいぞう
快楽亭ブラック
トーク(というより雑談)
・獅篭
・開田あや
・唐沢俊一
・植木不等式
・談之助
・ブラック
(下手より。並び順はちょっとうろ覚え)

明日行われるトンデモ本大賞の前夜祭。といっても内容はいつものトンデモ落語会そのもの。そのためわかっている客がほとんどなので笑いが大きいこと大きいこと。アニメなネタでも、政治なネタでも、信仰のネタでも、下ネタでも、オタクなネタでドカーン、なのだ。これくらいの会場でこのネタで客も温まっているので非常に気持ちよい。

獅篭さんは封印していたというオタクネタの中からオタク寿司を。この落語会では下ネタは問題ないのに四文字を使わなかったと、ブラック師匠からツッコミが。開田あやさんですらスッと普通に四文字を放っているのに。

談之助師匠はいつものオタク向けの濃いネタを連続投球。息つく暇もなく会場を笑いに巻き込む。いくつかに区切ったネタの中に小さいネタをさらに仕込んでいく。これが連続で来るのでたまらない。Fのつく団体は全部・・・。
ただ単に笑えることはもちろん、それなりの知識がないと本当に笑えない。ハイブロウなネタをきちんと並べていき、笑いをとるというのは実は物凄い事なのだ。もしかしたらこれは三平落語をオタク向けに煮詰めたものかもしれない。

予告では大東両先生が出席の予定だったのが病欠で急遽元気いいぞうさんに変更。
そのため以前撮影されたガンダム紙切りの実演映像を上映。いやもうこれは凄いの一言。80歳近いおじいさんがガァンダァムゥゥ~と浪曲をうなりながらシャアを切っているのだから。以前NHK-BSのガンダム特集でも紹介されたが、コレを本当に大須演芸場でやっているというのである。完成までの時間は人物のアップで2~3分、モビルスーツのフルショットで10~20分程度という。通常紙切りは白い紙であるが、赤い紙を使ったものもある(もちろん"専用"であることは言うまでもない)。どういうものかは雷門獅篭さんのページにあるコレクションをご覧下さい。でも実際に切っているところを見るというのが紙切りの醍醐味なので、早く戻って来て頂きたい。オタクのみ価値がわかる演芸なのだから。

代演となった元気さんは久しぶり。相変わらず、一曲目を除いて全て放送禁止の珠玉の名曲ばかり。例の「みんなー、元気、いいぞういいぞう」や「共産党に乳頭」など客席もノって歌っている。上からチクロンBを噴射されても知らないぞ。
元気さんの昔の30日歌会はよく通っていました。ネタ帳を見せて貰ったり、引っ越すからと要らない服を無理矢理押し付けられたこともありました。その30日歌会が先月から2年ぶりに以前と同じハルコロホールで復活していたそうで、CDもとりあえず一枚購入。そしたら4年前の徹夜ライブのチラシをくれた。やっぱり元気さんだ。残りのCDは現場で購入しよう。

ブラック師匠は足が悪くなっているようで杖をつきながらロビーを歩いていた。正座はできないようなので高座では椅子に腰掛けながら、でもやっぱり、オナニー指南を一席。やっぱりブラック落語だ。放送禁止落語大全の第1巻は何と2刷に。ところがどこからもお叱りは受けていないそうで拍子抜けしているとのこと。そして第2巻が出るらしいのだが、(時節柄)いろいろクリアしなければいけないハードルがあるようで。早く踏ん切りがついて日の目をみるといいなぁ。そしてあの(トリガーとなった)Y川センセイのご本より売れてください。

上演終了後、Mさん所有の紙切りの現物を間近で見せて貰った。シャア専用だからと赤い紙(紙切りは通常白い紙しか使わない)を差し出した張本人とのこと。本物を間近で見たら、ぞっとする位とにかく細かい。エッジが綺麗に切られているのだ。しかも使っているのはダイソーのハサミだそうで。基本的にシンメトリなので縦半分に折ってから切り始める。もちろん一枚紙なのでいわゆるB面もちゃんと形になっている。ちなみに2枚重ねて切られたモビルスーツは一枚はこの方が、もう一枚がウイーンにあるそうで、オタクの業は深い。ほかにも寿という文字といったノーマルなコレクションを見せて貰う。黒い和服の衣装で二丁拳銃の昔のヒーローで、これ何だっけと思い出していたら唐沢先生が横からぬぅーっと「あぁ、これ鞍馬天狗ネ」。おぉ!

最後のトークは大賞発表の宣伝よりもほとんど雑談だった。考えてみればと学会の主要メンバーが来ているわけで、明日が大賞の本番だっていうのに落語会をしてしまうというバイタリティにかなりやられてしまう。

明日はトンデモ本大賞。


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